迷彩金魚のログブック(仮)

筆者の気になること、出来事、思うことなど、なんとなく書いていくつもり

Purple Skyを越えて

こんにちは、こんばんは。

先日、日本武道館で行われたTHE IDOLM@STER MILLION LIVE! 9thLIVE ChoruSp@rkle!!

に両日参加しましたので、その感想などなどを書きとめていきます。

 

1日目

すごく乗り気ではありませんでした。

完全見切れ席を手違いで取ってしまったこともあって、配信でいいかな、とか家を出る直前まで考えていました。

 

結論から言うと、参加してよかったです。

映像こそLVや配信と変わらないですが、聞こえてくる声は肉声であり、会場の空気は本物であり、ステージが見えなくても、ミリオンライブを「感じる」ことはできました。

 

今年の干支にちなんで、「(卯)年アイドル」と称し、自分の手でうさ耳を作ってMCしていた夏川さん、その言葉に偽りなく、元気いっぱいの望月杏奈としての歌唱は、それまで抱いていたモヤモヤを吹き飛ばしてくれるほど可愛かった。思わず多動になってしまいました…。

 

恋のWA・WO・N

今までの七尾百合子とはちょっと違ったテイストの恋の歌。空想文学少女的な、少女漫画っぽさを感じました。そんなことはどうでもよくて、振り付けが!伊藤美来さんが可愛いということを声を大にして言いたい。それだけは伝えたい。

今後のライブでも披露される機会があると思うので、まだご覧頂いていない方がいらっしゃれば、ぜひ注目してみて下さい。

 

きまぐれユモレスク

全部持っていきました。

麻倉ももさんの、星梨花の柔らかくて可愛らしい歌声に鼓膜が発狂し、心臓が職務を放棄し、脳味噌が爆発しました。

ハートを作ったり壊したりする振り付けも可愛い、何もかも、息継ぎの間さえも可愛い。声出しOKであったなら、私は大声で好きと叫び、そのまま絶命していたでしょう。

現地では絶命を免れましたが、壺男のようなうめき声を発し、床に崩れ伏し戦闘不能になりました。

 

アンコール前最後の曲はDIAMONDDAYSでした。耳にタコができるくらい聞いた曲ですし、収録されているCDも数多い曲の1つですが、個人的にはとても好きな全体曲です。

 

セブンカウントを経てMCへ。

白石紬役の南早紀さんがとても素敵なトークをなさっていたので、まだの方はぜひアーカイブを視聴してください。

ミリオンライブというコンテンツの温かさ、演者一人ひとりの温もりを感じることができるお話が聞けると思います。

MC後は定番のThank youで締めくくり。

1日目は伊吹翼役のMachicoさんが主軸となり進行していきましたが、Machicoさんならではの展開、Machicoさんだから作れた空気感みたいなもので会場が満たされた、素敵なライブだったように思います。

どうでもいい話ですが、ミリオンライブの会場でMachicoさんを拝見すると、ヘソが出てるかどうか、とうしても気になってしまうんですよね。

 

2日目

前日の予熱もあり、士気旺盛のまま現着。

全力で志保さんを応援するべく重装歩兵のような装備で馳せ参じ、一階のスタンド席から担当を応援することになりました。

 

前日同様、夢に掛けるRainbowからスタート。

歌唱後の大切なタイトルコールを2度も間違え、曲が終わったあとの暗転からやり直すというまさかの展開。暗転直前に響いた春日未来役の山崎はるかさんの「うそでしょ!?」という悲鳴めいた叫びに、どこか「ありがサンキュー」味を感じる最高にミリオンライブらしい展開から、ライブの幕が上がりました。

 

4thの武道館ライブを踏襲しつつも、9thの味を出していく、そんなコンセプトが垣間見える選曲だったり演出だったりしたのですが、武道館、という特別な場所でのライブということで、演者さんからも4thライブに言及される方が多かった印象でした。

ソロ曲の間に差し込まれるユニット曲…プリムラだったり、メドレーとして歌われたEspadaだったりにブチ上ったり、静香と志保さんの組み合わせはやはり強いな…などとため息を漏らしているうちに、あっという間最終局面、静香役の田所あずささんがCross the futureを情熱的に歌い上げ、ソロパートのトリを未来役の山崎はるかさんがしあわせエンドロールをしっとりと歌い上げ、エンディング、アンコールと進んでいきます。

 

9年間、いろいろな困難が、感動がありながらも、誰一人として欠けることなく武道館に帰ってきたこと、そして、その実現に奔走したであろう山崎はるかさん、田所あずささん、Machicoさんの努力と、それにこたえようとした全員の努力の結実…それに立ち会えた、そんな気がしています。

演者がみな温かいから、それを支えるPたちも温かい。

泣き崩れた私に声をかけてくれた、見ず知らずのプロデューサー

その伝統を引き継ぎ、新しくミリオンライブの世界観に魅せられ、一歩を踏み出した方にはようこそと、久しぶりに帰ってきた方にはお帰りなさいと。

そう言える、ずっとそう言える存在であろうと思った次第でした。

 

さてさて、露骨に避けてきましたが、ここで北沢志保さんの話をします。

志保さんの出演は二日目で、ソロパートはもちろんPurple Sky。とてもダンサブルな曲でしたが、演じる雨宮天さんはとてもキレのある、雨宮さんのお顔と同じくらいきれいなダンスを披露していました。

私は雨宮さんの、志保さんを演じるときの、意志の強さと、14歳の女の子の繊細さ、あどけなさを表したような、強さと柔らかさが同居したような声色がものすごく好きで、どちらかというと声を聴くほうに意識を向けがちなのですが、今回はことさらダンスに目を奪われた次第です。

 

ミリオンライブの話題とは少しそれますが、折に触れて雨宮さんは「ダンスが得意ではない」ということを語っていました。

雨宮さんのソロナンバー「Love-Evidence」を語る際も、ダンスが苦手というほどでした。Love-EvidenceのMV、そして、雨宮天さんの単独イベント「ゆく天くる天」の冒頭で披露された生歌とダンス。

そのばっちり決まったダンスは、雨宮天さんの挑戦の結果であり、結果で語る雨宮さんのストイックさが感じられた一件ではなかったかなと思います。

 

 

武道館のステージで、最後の挨拶をする雨宮さんが、「志保さんも私もダンスが苦手だった」「これは私と志保さんの挑戦」「これからも、志保さんのいろんな色を一緒に探していきたい」

と仰っていました。

おじさんの気持ち悪い妄想なのですが、Love-Evidenceで頑張ってダンスを習得する雨宮さんと、Purple Skyを披露するにあたり、何度も壁にぶち当たりながらも必死に練習する志保さん。二人の姿が重なった気がしました。

 

雨宮さんの隣には志保さんが、志保さんの背中には常に雨宮さんがいて、互いに挑戦を重ね、競い、支え、共に青や白の光を放っている。

そう感じられたことが、今回の公演に参加して、一番うれしく感じたことです。

私も、二人と一緒に「新しい色」を探していきたい、心の底からそう思いました。

 

最後になりましたが、

志保さん。誕生日おめでとう!

私は、志保さんの銃でも、楯でもなく、志保さんの味方の、仲間の一人として、志保さんの背中を護らせてもらおうと思う。

 

最後までお付き合いいただいた方に、心よりの感謝を。