迷彩金魚のログブック(仮)

筆者の気になること、出来事、思うことなど、なんとなく書いていくつもり

第十一歩 きぼう

LAWSON presents 雨宮天 BEST LIVE TOUR -SKY-

名古屋、大阪、横浜公演に参加しました。

いろいろありましたが、人生で初めて、そして最後かもしれない「全通」を達成。

各公演一日のみというちょっと寂しい日程でしたけれど、それを感じさせないほど充実したツアーだったように思います。

 

今回、3公演でほとんどセトリが変化しない、またBest版を引っ提げてのツアーということでしたが、未回収であったPent it Blueの楽曲を中心に構成されていました。

楽曲の主人公を大切にしている雨宮さんだからか、披露できなかった曲にスポットライトを当てるようなチョイスが、個人的に刺さりました。

 

以下、印象に残った曲の感想など

 

1 Fluegel

赤いスポットライト、ダンサーさんがなんか振り回してる!という衝撃。ステージ上の雨宮さんを視認するや、再会の喜びがググっとこみ上げてきました。

サビの最後、未来が見えなくても、祈りが絶えぬように

のところ、膨らんでいく澄んだ高音がとても印象的でした。

 

2 永遠のAria

ライブとは関係ありませんが、天さんのリリースイベントに初めて参加できたのがこの曲のイベントで、そういう意味ではとても印象に残っている曲です。

サビに向かってどんどん熱く、強くなっていく歌い方と、力強い歌唱、バンドの生演奏がうまいこと調和して、ものすごく高火力に仕上がっていると感じました。

その痛みわかるよ、のところ、めちゃくちゃ優しく温かくうたってくれていたので、めちゃくちゃグッときました。強弱のつけ方が好きすぎて、さすが雨宮さんだな…と、改めて彼女の歌唱力の高さを感じられた一曲でした。

 

3 蒼天のシンフォニア

離陸、飛翔、滑空…そんな言葉がしっくりくる、疾走感と躍動感を味わうことができた曲でした。

雨宮さんの紡ぎだす曲の世界観と、青き民が振る青色のライトが合わさって、本当にきれいな空間になっていたように思います。物語の始まりを告げるにふさわしい一曲だなと改めて感じました。

 

4 PARADO

かわいい雨宮さんを前面展開した楽曲ですが、手になじんだというか、雨宮さんがこの曲を乗りこなしているというか、以前TCSで拝聴したときよりも、雨宮さんの歌っぽさが増していた気がします。

あと、抜群に振り付けがかわいい。マネするのがためらわれるくらいかわいい。

 

5 夢空(青春アレンジ)

バンドによる生演奏ならではのアレンジ。青春アレンジと雨宮さん自らがおっしゃっていたように、とっても爽やかな…学校祭で軽音部が演奏してそうな曲に仕上がっていました。夢空、あのSkyreachカップリングなんですよね…ベストライブツアーという、ある意味での到達点のような舞台で、この曲を聴くことができてよかったです。

あと、軽音部の雨宮さんに恋しました。現場からは以上です。

 

8 Catharsis

雨宮さんになら不幸にされたいです。ハイ。

つやっぽいんですよ。歌い方が!!!!

反則です!!不幸にしてください!

 

9 フリイジア

楽曲の主人公としての雨宮さんを一番感じられた曲だと感じました。

暖かいというか、優しいというか、そっと、しっとり歌い上げる雨宮さんがとても印象的で、耳にしていてとても心地よかったです。

 

10 Queen no' cry

Peint it Blue Online Liveで披露された時から、いや、PiBが発売された時から、ずっと生歌を聞いてみたいと思っていた曲だったので、回収できてとっても嬉しかったです。

攻撃的な歌唱がとても印象に残っています。

たたきつけるような歌声と演奏が気持ちよくて、「浴びる」曲という感想。

 

11 BLUE BLUES

生バンドで聞ける幸せ。

ラストパートの、ハートエンジン吹かしてのところの歌い方、力強さがめちゃくちゃ刺さって鳥肌がたちました。今後、Rainbowのような定番曲になってくれると嬉しいな、と。曲とは関係ありませんが、青を振るべきか、赤を振るべきかとても迷いました。

 

12 irodori

アレンジバージョンその2。

夢空もそうですが、生バンドだからこそのパフォーマンスだし、ロンリーナイト・ディスコティックを除いて、「赤」を象徴する楽曲だと思っていて、それがアレンジバージョンという形で披露されたことが驚きでした。

 

13 ロンリーナイト・ディスコティック

マルロクよりマルヒト。ステージ上クリア。

ステージ上にサブジェクトマネキン、存在せず。

繰り返す。ステージ上クリア。送れ。

…冗談はさておき、名古屋→大阪→横浜と、回を重ねるごとに深みを増していった曲だと感じました。雨宮さんの、歌謡曲に対する愛情や尊敬がぎゅっと詰まっているのが感じられるし、途中のエコーがかかる演出とかずるい!って思いましたね…。

スルメ曲だと思うので、今後さらに深みがでてくるのかな…とか思ったりしています。

 

14 Song for

TCSで披露されたときは、この歌を聴けることがとっても嬉しくてあまり記憶にありませんでしたが、今回はセットリストの中盤に組み込まれていて、幾分平常心でこの曲を聴くことができました。

歌詞が素晴らしい楽曲ですが、少しだけ息ついて~のところの歌い方が好きです。

 

17 Silent Sword

個人的にですが、すさまじく大好きな曲です。

ぶちあがらないわけがない。

社外秘的な意味で、苦労も功績も、誰からも顧みられることもなく、称えられることも謗られることも、知られることもない。

そんな仕事に従事し、精神的に疲弊してた私を救ってくれた曲であり、聞くたびに血が沸騰する感覚を味わいます。

ベストライブツアーという大舞台でこの曲をチョイスしてくれたことがとっても嬉しくて、ぶちあがりながらひたすら泣いていました。

 

18 Skyreach

伝説

至高

説明不要。

雨宮さんがソロアーティストとして最初に歌い、共に歩んできた曲。

披露されるたびに、深みと破壊力が増している気がする。

イントロが流れた瞬間、声が出せなくても、ジャンプできなくても、会場の熱気が膨れ上がるのが好き。

 

19 Next Dimension

誇り高く理想生きる雨宮さんが「誇り高く理想を生きて」

と歌う曲。全体を通して暖かい声色が印象に残った一曲でした。

個人的に、ずっと生歌を聞きたいと思っていた曲でしたので、回収できて幸せでした。

暖かい色の世界へふわっと広がっていくような、そんな声色で歌い上げている雨宮さんがとても印象に残っています。

 

20 君を通して

名古屋公演で、青き民の皆さんとお話しさせていただく機会に恵まれた時に、回収したい曲として挙げていた方がいらしたのがとても印象に残っていました。

甘い歌詞だと思っていましたが、実際聞いてみると甘さよりも温かさが前面に出ている感じがして、ぜひまた歌っていただきたいなーと思った次第でした。

ミューレさん、可及的速やかにCD出してください。配信限定で終わらせるのはとてももったいない曲です。

 

Ex そらのはるやすみ

天ちゃんバンドの即興と手拍子。

舞台裏に引っ込んだ雨宮さんを待つバンドメンバーと観客。この時すごく楽しくて、天ちゃんバンドの皆さんとちょっと仲良くなれた気がしてずっと笑っていた記憶があります。

 

21 誓い

アニメのタイアップ曲ですが、雨宮天さんとして歌ってくれるこの曲が大好きです。

いいことも悪いことも、すべてわかったうえで、

肯定も称賛も

否定も断罪もせず

ただ、暖かく受け止めてくれる。絶望や挫折と戦ってきた雨宮さんだから、そんな雨宮さんにしか出せないぬくもりというか、人間としてのあたたかさを感じることができる…心に突き刺さって抜けない、そんな一曲でした。

 

22 This Hope

重ねた傷が紡ぐ強さ。

このツアーを、雨宮さんを体現したような曲。初めて聞いた時から、ずっと生で聞いてみたいと渇望していた曲だったので、回収できて本当にうれしかったです。

力づよく、暖かく、雨宮天さんというアーティストの魅力が凝縮されたような曲。

各会場で一度、合計三回

わたしは、その瞬間を死ぬまで忘れないでしょう。

 

ベストライブツアーということで、一種の到達点だったり、完成形だったりそんなイメージを抱いていたが、すべてをやり切った雨宮さんを見て、その考えは間違っていたということに気づかされた。

滑走路。

彼女がさらなる高み、彼女が思い描く、どこまでも高く、澄んで、深い青色の空にはばたくためのランウェイ。そこを疾走し、いま、彼女は新しい空へと舞い上がったのだと確信しました。

最後のMCで、声を震わせながら気持ちを吐露する雨宮さん。

普段から女神とか言われている彼女の、ここだけで見せる等身大の姿なのかな、と思ったりしました。

 

TCSの最後、みんなが応援してつくってきてくれた、雨宮天です!と言っていた天さん

今回、自分自身こそが希望だと証明するために、みんなの力を借りて、照らしてもらって、これからも挑んでいきます。と力強く宣言した天さん。

そんな彼女を支えていきたい。できることはごくごく限られるけれど、全力で笑顔にしたい。彼女の挑戦を、いつまでも応援したい。

そんな気持ちにさせてくれる、すさまじく熱く、刺さる言葉、網膜に焼き付いて離れない姿でした。

つらいことや苦しいこと、倒れそうなくらい青ざめた顔で、それでも一歩も引かずに前を見つめ続けていた雨宮天さんの成長、躍進を全身で感じられる、よい時間だったと思いました。そして、私自身も成長…ただ、後ろ姿を見てあこがれるだけではなく、推しの笑顔、幸せのために、いつか、天さんを照らせるだけの光を放つことができるようになるための一歩を踏み出さなければ、そう思いました。

 

天さんの勇気が切り開いていく未来。

みんなの想いが紡ぎだす、希望。

 

そんな世界を守りぬく。そう誓ったひとときでした。

雨宮天、万歳!!!