迷彩金魚のログブック(仮)

筆者の気になること、出来事、思うことなど、なんとなく書いていくつもり

第四歩 「希望」の岬を越えて

正直、だめだと思っていた。

ライブ開催の発表があって、チケットが取れたその日から。

ポータルスクエアからのメールが怖くて怖くて仕方なかった。

イベントの中止や延期。「仕方がない」と大人ぶってみても、やはり悔しいものは悔しいし、何より、イベントに向けて頑張っていた彼女らが意気消沈するのを見たくなかった。そして、そういう光景に、思いに、慣れてしまいそうで嫌だった。

私のそんな不安やなんかはお構いなしに日々は流れ、「LAWSON presents TrySail Live 2021 “Double the Cape”」は無事開催された。

 

じょーきょーかいし!!

 

灯台のイラストと波の音、楽曲が流れる会場。

幕が上がって始まったのは、朗読劇だった。

1日目は五年前、2日目は五年後に行く話。

 彼女たちの船旅が始まって間もないころを彷彿とさせる、

どこか懐かしく感じられる一幕。

そして、彼女たちは上着を脱ぎ捨てて、ライブパートが始まります。

1.Sail Out

2.BraveSail

3.Baby My Step/ WANTED GIRL

 

ガスタービンエンジンでも積んでるのかこの船。と言いたくなるような、加速力のある曲が続いて、会場のテンションも蹴っ飛ばされたみたいに急上昇。

 

「Sail Out」

おととし、この曲を聴きながら、長く勤めた任地を離れ、東京にやってきた…その日のことが、ちょっとだけ頭をよぎりました。すでに泣きそう。

ライブの始まりを告げるとともに、これからも一緒に!というメッセージ性を感じました。「航海(冒険)の始まり」感がやばくて、わくわくが会場に充満してたように感じます。

BMSのサビ前、ジャンプする麻倉さんがかわいい。直視すると死ぬ。あと、「小さなこの足で駆けて、ただ前だけ向いて」って歌うところの雨宮さんがつよつよ過ぎて死亡判定(1回目)

 

「WANTED GIRL」

BMSもそうですが、オデッセイ札幌公演にて、初めて生歌を聴いたこともあって、テンションがブチ上りました。サビの部分の振りが楽しい。札幌でできなかったのでリベンジ達成。

 

4.パーリー☆パーティ

5.Truth.

6.CODING

MCをはさんで、ダンスナンバーが続く。

私迷彩金魚は、炎天下の中重たい荷物を担いで走ったり、80キロの荷物を背負ってジャンプしたりと、わりと頭がおかしい部類の肉体酷使系の労働をしているのですが、あんなに動くのは多分無理…。使う筋肉が違うとは思うんだけど。ちょっと心配になったりします。

パーリー☆パーティのマカロンドラゴンでてくるあたりの、麻倉さんの振りがえぐいほどかわいい。重症。

 Truth.→CODINGの流れはずるい。両曲とも札幌で聞いた時よりも「手になじんだ」感じがしてエモかったですはい。

 

7.あかね色

8.azure

9.明日も晴れる

しっとりと聞かせる曲が続く。ずっと干され続けていて、聞きたいという意見が散見された「あかね色」

聴けてうれしかったし、歌詞的に涙をこらえようと思って頑張った。

が、次に控えていた「azure」さんにやられた。三人が向かい合って背中合わせに歩いていく、ところくらいで死亡判定(2回目)

「明日も晴れる」ですが、普段何気なく、特に思い入れとかもなく聞いていたけれど、

「明日」がどことなく不安なこのご時世だからこそ、余計に刺さる歌詞、曲だなーと感じました。

 

10.うつろい

11.ごまかし

12.コバルト/ かかわり

13.High Free Spirits

 

やばいセイルパート。

特に「コバルト」は、コーラスバージョンを生で聞いたこともあって、ずっと鳥肌立っていました。つっっっっっっよ!!!!!これ、二枚目のシングルなんですよね…。

雨宮さんのソロパートが刺さりすぎて出血多量になったり。

そして、「High Free Spirits

好きな曲…なのですが、この曲が発売されたころ、個人的にものすごく大変な時期でして、そん時の思い出?トラウマ?がフラッシュバックしてくる曲でもあったります。

大好きです。「世界が待ってる、明日の産声を」って叫ぶように歌う推しとか、地名を叫ぶナンちゃんとか。

そして、衣装のスカートがちょっと切り離され、丈が短くなりました。切り離されたスカートになりたすぎて心臓が止まった…死亡判定(3回目)

 

14.whiz

15.バン!バン!!バンザイ!!!

16.Sunset カンフー

17.adrenaline!!!

みんなでバンザイしたり、修行するのも楽しい。

会場のテンションは爆上がりしてたのを感じていたが、adrenaline!!!で爆発した。

声だしやジャンプが固く禁じられたレギュレーションの中で、これをやるのか…とも思いましたが、やっぱり楽しい。今年最も腕を振り回したかもしれない。

  

18.Free Turn

「ともに進む未来」「帰ってくる場所」

そのすべてがこの曲に詰まっている。そんな感じがしました。

三人の気持ちが重なって、会場の空気と溶け合って、文字通り一体になったような気がしました。

 

アンコール

19.Youthful Dreamer

20.disco/僕らのシンフォニー

 

Youthful Dreamer

始まりの歌。

 「いざとなったら無茶して面白くしてやろうぜ」っていたずらっぽく歌う推しがヤバイ。つよい。5周年動画を思い出して号泣していました。

過去の映像を流す演出もずるい。マジノ線みたいな涙腺が欲しい。

 

「disco」

「一進一退しつこくいこう」ですべてを持って行った雨宮さん。パートを食われた二人とのやり取りが、絆を感じられて大変エモうございました。

「僕らのシンフォニー」

今までありがとう、これからも一緒に。

そんなメッセージを強く感じるチョイスだと思いました。その、歌詞的に。

これも、「明日も晴れる」と同じ、いまだから余計に刺さる曲ではないかと。

個人的に三人の掛け合いが好きな曲上位を「whiz」と争っている曲。

 

21.この幸せが夢じゃないなら

歌詞がスクリーンに出る国際条約違反の兵器が使用され、会場全体が死亡判定。

まさかの全滅。

歌詞のひとつひとつに、三人のかたい決意や想いが乗っている気がして…。

「誰もが褒める答えじゃなくて、僕らを繋ぐ今を選ぶよ」

のあたりで前が見えなくなりました。

たくさん手を振って、笑って、

「ありがとうございました!!!」

そう言って三人は退出し、幻のような二日間は終わりを告げました。

 

 

状況終了、所感

 

「”みんな”もTrysail」と言った雨宮さん。

「今日来ないことを選んだみんなも」といった夏川さん。

「直接伝えられるのってしあわせだなー」とつづった麻倉さん。

 

以上の言葉で、私たちがそうであるように、三人にとっても、あの時間はかけがえのない、宝物の一つになったんだな、と思いました。その一部になれてよかったと。

これまでのTrysailと、これからのTrysail

それらがぎゅっと詰まった、素敵な二日間だったと思います。

参加して本当に良かったと、そう思える時間でした。

三人がそれぞれのやり方、言葉で、ファンとのつながりや感謝、思いを示してくれる。

その思いを受け取るだけじゃなく、返したい。返せる存在になりたい。なんておもったり。

 

今回席に恵まれ、間近で三人を見ることが叶いました。

細かいしぐさやアイコンタクト、そのひとつひとつから、三人がお互いに思いやったりフォローしたり、そういった「絆」を垣間見ることができて、ますますこのユニットが好きになりました。

帰りたい場所を示す灯台。大海原で方位を教えてくれるポラリス

彼女たちは私にとって、そういう存在なんだと改めて思いました。

 

この幸せが夢じゃないなら。

夢で終わらせたくないから。

これからも彼女たちの航跡を追いかけ、

応援しようと固く誓ったのでした。

 

いつの日か、必ずまた会いたい。

ただいまを、おかえりを受け止めあいたい。

この気持ちを、想いを忘れないために、ここに記録しようと思います。

 

長々と書いてしまいましたが、

要するに何が言いたいかというと

 

 

Trysail バンザイ!!!!!!